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真・恋姫†無双 蜀国剧情翻译第1章

08年度的佳作——《真・恋姫†無双》玩后感(蜀国篇)+AGTH真正提取大法

感谢 天界白魔导翻译

「ほらぁ~、二人とも早く早く~!」??? 『你们两个,快一点快一点啦~!』???

「お待ち下さい、桃香様。お一人で先行されるのは危 『请等一下,桃香大人。您一个人太危险了』???

険です」???

「そうなのだ。こんなお日様一杯のお昼に、流星が落 『就是说啊。在这种大白天里,居然会有流星落下来,

ちてくるなんて、どう考えてもおかしいのだ」??? 怎么想都觉得太奇怪了』???

「鈴々の言う通りです。もしやすると妖の類かもしれ 『铃铃说的对。或许是妖魔鬼怪一类的东西。

ません。慎重に近付くべきです」??? 请慎重些』???

「そうかなぁ~? ……関雲長と張翼徳っていう、す 『是这样吗~?...既然关云长和张翼德这么厉害的女孩子

っごい女の子たちがそういうなら、そうなのかもだけ 都这样说了,也许是吧...』???

ど……」???

「お姉ちゃん、鈴々たちを信じるのだ」張飛 『姐姐,相信我们啊』

「そうです。劉玄徳ともあろうお方が、真っ昼間から 『就是说啊。如果说传出刘玄德大人,大白天遭到了

妖の類に襲われたとあっては、名折れというだけでは 妖魔鬼怪的袭击这种有损名誉事情的话,那就糟糕了』

すみません」関羽

「うーん……じゃあさ、みんなで一緒に行けば怖くな 『嗯...那样的话,大家一起去就不会觉得害怕了吧?

いでしょ? だから早くいこ♪」劉備 所以早点出发吧』

「はぁ~~~、分かってないのだぁ~~~」張飛 『哈~~~完全不明白啊~~~』

「全く。……鈴々。急ぐぞ」関羽 『真是的......铃铃。快跟上』

「了解なのだ」張飛 『了解了』

「流星が落ちたのって……この辺りだよね?」劉備 『流星落下的位置...应该就在这附近吧』

「私たちが見た流星の軌跡は、五台山の麓に落ちるも『我们看到的流星轨迹,是落在了五台山的山脚。

のでした。我らの目が妖に誑かされていたので無けれ 妖魔鬼怪的踪迹是不可能逃过我的双眼,一定

ば、この辺りでまず間違いは無いでしょう」関羽 就在这附近没错了』

「だけど周りには何も無いのだ。……どうなってるの 『但是这周围什么都没有啊...

かなー?」張飛 到底是怎么一回事呢?』

「みんなで手分けして、流星が落ちたところを探して 『大家散开开来,找找看流星落下的位置,好吗?』

みよっか?」劉備

「それは危険です。未だ善なるか悪なるか分からない 『这太危险了。目前还不知道来者为何物』

代物なのですから」関羽

「ならみんなで一緒に探すしかないかー……」劉備 『那么,只有大家集中一起寻找了...』

「そうするのだ。……って、あにゃ? あんなところ 『就这样吧...啊喵?有人倒在那里了!』

に人が倒れてるのだ!」張飛

「えっ!? あ、ちょっと、鈴々ちゃん!」劉備 『嗯!?,啊,等一下,小铃铃!』

「ちょっ……! まったく! 二人ともどうしてああ 『等...!真是的!两人为什么总是这么莽撞呢!』

も猪突なのだ!」関羽

「あやー……変なのがいるよー?」張飛『啊...是个奇怪的人哦?』

「男の人だね。私と同じぐらいの歳かなぁ?」劉備 『是个男孩子啊。好像和我一样大吧?』

「二人とも離れて。まだこの者が何者か分かっていな 『你们两人快离开。还不知道这人是谁』

いのですから」関羽

「でも危ない感じはしないのだ」張飛 『但是并没有感觉到危险的气息哦』

「ねー。気持ちよさそうに寝てるし。見るからに悪者 『是啊。而且他睡得还挺香的。看起来

ーって感じはしないよ? 愛紗ちゃん」劉備 也不像是坏人哦?小爱纱』

「人を見た目で判断するのは危険です。特に乱世の兆 『人不可貌相。特别是在这乱世,最近

しが見え始めた昨今、このようなところで寝ている輩 像这种随意睡在地上的人---』

を─────」関羽

「ん……」一刀 『嗯........』一刀

「っ!? 桃香さま下がって!」関羽 『!?桃香大人请退后』

「え? ……わわっ!?」劉備 『嗯?...哇哇』

「おー、このお兄ちゃん、起きそうだよー。へへー、 『哦,这个大哥哥,好像睡醒了哟。

つんつん……」張飛 嘿嘿,蹭蹭...』

「こら、鈴々!」関羽 『喂,铃铃!』

「んん……」一刀 『唔....』一刀

「……っ!」関羽 『.......!』

「………」一刀 『.......』一刀

「くっ……脅かしよって……」関羽 『吓...吓死我了...』

「………」劉備 『.........』

「………」張飛 『.......』

「な、なんです二人とも。私の顔に何かついているの 『干,干什么啊。你们两个,我脸上有什么

ですか」関羽 奇怪的东西吗』

「あー……愛紗ちゃん、もしかして怖いのかな?」劉備 『啊...难道说小爱纱,很害怕吗?』

「……そんなこと、あるわけがありません!」関羽 『...这种事情,怎么可能!』

「ふーん……」劉備 『.....』 『...呣...』

「な、なんですかその、やっぱり怖いんだー、とでも 『什,什么啊,这“果然是害怕啦”的笑容!

言いたげな笑いは! 我が名は関羽! 幽州の青龍刀 我名为!为幽州之青龙刀,怎么可能因为

と呼ばれたこの私が、このような些細なことで怖がる 这种小事情~~』

など────」関羽

「アッーーーーーーーーーーー!」張飛 『啊~~~~~~~~』

「……ひっ!? な、なんだ鈴々! どうしたという 『...啊!?什,什么啊铃铃!

のだっ!?」関羽 发生了什么事情吗!?』

「……お兄ちゃんが目を開けそうなのだ」張飛 『...大哥哥的眼睛睁开了』

「なにっ!?」関羽 『什么!?』

「あはは、やっぱり怖いんだ?」劉備 『啊哈哈,果然是在害怕啊?』

「そ、そんなことはありませんよ……?」関羽 『这,这种事才没有...嗯?』

「んっ……」一刀 『嗯......』一刀

「くっ……先ほどから、我らをからかうように声を漏 『可(恶)...从刚才起,就在我们背后

らしおって……!」関羽 嗡嗡乱叫』

「我らって、愛紗と一緒にして欲しくないのだ」張飛 『我们?我可没有像爱纱一样哦』

「ねー♪」劉備 『是啊~』

「二人とも、いい加減に……っ!」関羽 『你们两个,给我适可而止...!』

「(ん……?)」一刀 『(嗯...?)』一刀

真っ暗な視界の中に響く、凛とした音色。 在一片漆黑中,听到了清脆的声音。

一体何がどうなっているのか。 到底发生了什么事。

 ……っていうか、なんで目の前真っ暗なんだ? ...话说,为什么眼前是一片漆黑?

 

「(……あ、そっか。俺、目を瞑ってるんだ)」一刀 『(...啊,对啊。我把,眼睛闭起来了)』一刀

なら目を開ければ、万事解決。那么只要睁开眼睛,就完事解决了吧。

 ……それにしても、なんかうるさいなぁ。 ...话说回来,怎么这么吵啊。

 

「(なんだってんだ? 一体、誰が叫んでるんだよ… 『(怎么了?到底,是谁

…?)」一刀 在说话...?)』一刀

「………………………………………んん?」一刀 『.........嗯?』一刀

目を開けると、そこには華美な服を来た三人の女の 睁开眼睛,看到是的是三位穿着华丽衣服的

子が居た。 いや……華美というのか何というか。 少女。那个...与其说华丽。倒不如说是

 有り体に言えば、変? ,奇怪?

「………」関羽 『......』

「………」張飛 『......』

「………」劉備 『......』

「あー……えっと……」一刀  『啊...请问...』一刀

六つの瞳にジーッと見据えられると、妙にお尻の穴 六只眼睛注视着我,突然感觉如坐针毡啊

がもぞもぞと……。 ...。

「って……ここ、どこだ?」一刀 『那个...请问,这里是哪里?』一刀

俺のことを凝視している三人娘もとっても気になる 三位女孩只是凝视着我一言不发...。我看了看

んだけれど……。 それ以上に、目の前に広がっている見たことも無い 周围,发现是一片荒凉的广阔,这下没办法了

風景が気になって仕方がない。  。

遥か遠く───地球は丸いんだなーって実感するほ 非常遥远——看着地平线觉得觉得地球

ど見事な地平線。 如弹丸般大小。

その線の上に乗ってる、ごつごつとした山脈。 在地平线之上的,是连接在一起的山脉。

明らかに、俺が日常を過ごしていた場所では見たことの無い風景。 显然,这是我日常生活中不会见到的风景。

 

「ホント……ここ、どこだよ?」一刀 『真的...这里是,哪里啊?』一刀

思わず頭を抱えながら、自分が置かれた現状が理解 我抱着头苦想,因为理解不了现在所处

しきれずに嘆息する。 的状况而叹息。

 ……と、そのとき。 ...就,在这个时候。

 

「あ、あのぉ~……」劉備「……??」一刀 『啊,那个...』『...?』一刀

「えーっと……だ、大丈夫ですかぁ?」劉備  『那个...没,没事吧?』

おずおずした様子で近付いてきた少女が、心底心配 少女接近我虽然显得提醒吊胆,单表情却是

そうな表情で俺の顔を覗き込んできた。 打从心底在关心我。

「う……」一刀  『嗯......』一刀

大きく、まっすぐな瞳。 大且清彻的眼神。

ともすれば吸い込まれそうになるその大きな瞳に見 看着看着就像会着迷般一样。

入りながら、

「だ、大丈夫。心配してくれてありがとう」一刀  『没,没事。多谢关心』一刀

俺は立ち上がりながら、その少女に礼を言った。 我立刻站了起来,对少女感谢道。

「ホッ。良かったぁ~♪」劉備 『哈。真是太好了』

「心配してくれてありがと。……ところで。つかぬ事 『多些关心...话说回来。

をお聞きするんだけど……」一刀 我能问一些事情吗』一刀

「はい?」劉備「ここってさ。………どこ?」一刀 『嗯?』 『这里啊...是哪?』一刀

「へっ?」劉備 『嘿?』

「学校に遅刻しそうってんで、全速力で走ってたら、 『因为上学快迟到了,于是全力奔跑,

何かにぶつかった感じがして……気付くとここに来て 然后像撞到了什么似的...醒来时就

たんだけど」一刀 已经在这里了』一刀

「………」劉備 『...』

「それに……三人とも変な格好してるけど、もしかし 『而且...三位的穿着很奇特哦,难道说这里

てここって、コスプレとかそういうイベントの会場か 是什么cosplay的会场吗?』一刀

何かなの?」一刀

「こすぷれ? いべんと?」劉備「……??」一刀 『阔死不累?回昌?』『...??』一刀

「……??」劉備 『...??』

「えーっと……」一刀 あれ……何かおかしいな。 『那个...』一刀 啊咧...好奇怪。

 何か言葉が通じてないような気が……。 感觉是言语不通,理解不能吗...

 

「と、とにかく。ここがどこだか教えてもらっても良 『总,总之。能告诉我这里是哪里吗』一刀

いかな?」一刀

「ここは幽州啄郡。五台山の麓だ」関羽 『这里是幽州郡,五台山的山脚』

「ゆうしゅうたくぐん?」一刀 そんな街、学校の近くにあったっけ? 『由周君?』一刀 这街道,学校附近有吗?

「それで、えーっと……君たちはどうしてそんな格好 『想再问一下,那个...你们这一身奇怪的

をしてるの?」一刀 打扮是怎么了吗?』一刀

「お兄ちゃんこそ、変なかっこなのだ。なんかキラキ 『大哥哥才是奇怪呢。感觉亮晶晶啊』

ラしてるー」張飛

「ホントだねー。太陽の光を浴びてキラキラしてる。 『真的啊。在太阳光下真是一闪一闪的。

……上等な絹を使ってるのかなー?」劉備  这是用上等的绢丝作成的吗?』

物珍しそうに、俺の服をジロジロと見る二人。她们两个,用奇特的眼光看着我的衣服。

「これはウチの学校の制服。……制服って普通、ポリ 『这是我们学校的校服。...普通的校服,

エステルとか使ってるだろ? だから普通だと思うん 聚酯知道吧?很普通哦...

だけど……おかしいかなぁ?」一刀 很奇怪吗?』一刀

「ぽーりーえすてーるってなぁに?」劉備「へっ!?」一刀 『具什么?那是什么』 『嘿!?』一刀

「それに、何だかさっきから、私の知らない言葉ばか 『怎么,感觉从刚才开始,就在说些我们完全不懂

りー。……お兄さん、一体何者なのかな?」劉備 的东西啊...大哥,你到底是什么人啊?』

「な、何者? うーん、まさか自分がそんな風に言わ 『什,什么人?嗯,没想到我有朝一日会遇到别人问

れる日が来るとは……」一刀 我这种问题啊...』一刀

 俺ってばそんなに怪しい風体してる? なんて思わ 我是这么的奇怪吗?为什么他们会这样想。

ずがっくり。……なんて言ってる場合じゃ無いな。 为什么会出现用言语无法交谈的场合呢。

 

「俺は北郷一刀。聖フランチェスカ学園の二年生。な 『我叫北乡一刀。圣弗朗切斯卡学园二年级学生。

んだけど……」一刀 有什么问题吗...』一刀

自己紹介なんてことをしながら、チラッと女の子の 算是坐了自我介绍后,发现她们的脸上全部

方を見ると、頭の上にハテナマークが浮かぶ勢いで不 是一副莫名其妙加理解不能的表情。

思議そうな顔をしてる。

「キミたちは?」一刀 『那你们呢?』一刀

「私は劉備。字は玄徳!」劉備 『我叫,字玄德!』

「鈴々は張飛なのだ!」張飛 『铃铃是叫!』

「関雲長とは私のことだ」関羽 『关云长就是我』

「………………………………………………はぁ?」一刀  『......................哈?』一刀

劉備に張飛に関羽だって。それって三国志に出てく 说是叫。这不是出现于三国志里的人物

る人物の名前じゃないか。  名字吗

……あ。もしかして熱狂的ファンってヤツか? ...啊。难道说是什么狂热宣传的吗?

コスプレまでしてるし。 比cosplay更高级的吗。

ま、ゲームとかで流行ってるからなぁ。 是吗,最近的游戏都流行这啊。

「……ってそうじゃなくて。あのさ、別にボケなくて 『...才不是的啊。我说啊,不要在戏弄我了。只用

良いから。普通に名前を教えて欲しいんだけど……あ 普通的告诉我名字就行了...然后,顺便告诉我

と、ついでにここがどこだかも、本当のことを教えて 这里到底是哪里...』一刀

よ……」一刀

「分からない人だ。先ほどからこの場所は幽州啄郡だ 『莫名其妙的人啊。之前不是已经说过了是在

と教えているではないか」関羽 幽州郡吗』

「お兄ちゃんってバカなのかー?」張飛 『大哥哥是傻瓜吗?』

「え……」一刀  『......』一刀

バカと言われて、それに言い返そうとしたが、よく 说是傻瓜,却哑口无言啊,怎么看都不觉得,

よく見てみると、三人とも別に冗談を言っている雰囲 她们三人像是在开玩笑。

気じゃない。

「えーっと……マジでそういう名前なの?」一刀『那个...你们说的名字是真的吗?』一刀

「そういう名前なのだ!」張飛 『是真的啊!』

「うんうん。ウソなんてつかないよねー。……ホント、 『嗯嗯。就是这样...话说,大哥到底是

お兄さんって何者なの?」劉備 什么人啊?』

「うーん……なんか自分でも良く分からなくなってき 『嗯...感觉自己越来越糊涂了...』一刀

た……」一刀

とほほ、なんて溜息を漏らしながら、俺は自分がど 我的天,不禁长叹了一口声,我为什么

うしてこんなところに居るのか、可能な限り順を追っ 会出现在这个地方呢,现在正努力的

て、記憶の糸をたぐっていく。 回忆着。

「目が覚めただろ。んで時計を見たら八時半を過ぎて 『一觉醒来,发现时间已经过了八点半,这

て、こりゃヤバイ、遅刻確定だなんて思いながら、制 可糟糕了,八成要迟到了,于是急速穿好

服に着替えて速攻で寮を出て────」一刀 衣服后,奔出了宿舍--』一刀

学校に向かって全速力で走り、角を曲がったところ 在向学校猛奔的途中,转向拐角时感觉像是

で何かにぶつかった感じがして……。 撞到了什么东西一样...

「うん。冷静に考えても何が何だか分からんな」一刀 『嗯。就算冷静的思考还是什么也想不到啊』一刀

こういうときにあれこれ推測しても、意味なんて全 再怎么推测,也都都毫无意义。总之,努力

く無い。とにかく現状把握に努めよう。 把握现状吧。

「劉備ちゃん、だっけ。ちょっと聞いて良い?」一刀 『是叫,酱吧,我能问个问题吗?』一刀

「どうぞ♪」劉備 『可以啊』

「ここって……もちろん日本だよね?」一刀 『这里...当然是在日本吧?』一刀

「にほん? にほんって何?」劉備「………」一刀『日本?日本是什么?』『...』一刀

一発目からっすか。 开始就出错了。

「えーっと……じゃあ今ってもちろん、西暦2008年だ 『那么...现在当然是,西历2008年吧?』一刀

よね?」一刀

「せいれき?」劉備「………」一刀 『戏理?』『...』一刀

これもっすか。「うーーーーーーん……」一刀 这也不行吗。『唔.......嗯...』一刀

分からん……というか一つだけ分かったことは、何 不明白...无论问什么都不明白。

かがおかしいってことだ。

「あのね、次は私が質問しても良い?」劉備 『那么,接下来轮到我来问了,行吗?』

「えっ!? あ、うん。どうぞ」一刀 『唔!?啊,嗯,请』一刀

「お兄さんってどこから来たの? どうしてこんなと 『大哥来自哪里?为什么会在这里睡觉呢?』一刀

ころで寝ていたの?」劉備

「……それが分かれば苦労しないんだけどね。……ホ 『...我知道的话就不会像这样烦恼了。...真的

ントに何も分からないんだ。どうしてこんなところに是很莫名其妙啊。为什么会在这里呢...

居るのか……」一刀 』一刀

「うーん……じゃあね、お兄さん、どこの出身?」劉備 『嗯...那,大哥,出生在哪里呢?』一刀』

「出身? 東京都台東区。浅草だけど」一刀 『出身?东京都台东区。浅草那里』一刀

「あさくさー? そんな邑あったっけー?」張飛 『茜草?有这名字的邑吗?』

「いや。聞いたことがないな。どこの州だ?」関羽 『不。从来没听过。是哪个州吗?』

「州?」一刀 『州?』一刀

「さっき教えた幽州とか、荊州とか、冀州とか。…… 『像刚才所说的幽州,荆州,益州等。...

もしかして洛陽出身とか?」劉備 难道是洛阳出生的吗?』

「………」一刀 『...』一刀

幽州って聞いたときから、まさかなぁとは思ってい 幽州倒是听说了,难道真的是在这里吗。

たけど。

「荊州、冀州、おまけに洛陽。……ここまで言われち 『荆州,益州,加上洛阳...说道这些地

ゃ気付くなって方がおかしいか」一刀  方,感觉好奇怪』一刀

ここ……大陸だ。 日本じゃない。 这里是...大陆。并不是日本。

 ……この女の子たちがウソをついてなければ、だけ ...这些女孩子一直生活在这里,虽然这样说。

ど。

「でも、どうしてこんなことに?」一刀 『但是,为什么我会来这里呢?』一刀

目の前には劉備、張飛、関羽なんていう三国志に登 眼前出现的,,都是三国志出场

場する武将の名前を名乗る女の子が居て。 过的男性武将,如今却是女孩子。

 幽州だの洛陽だの、大陸の土地名を言っていて。 幽州也好洛阳也好,都是大陆的地名。

「これは……夢?」一刀 『这难道是...梦?』一刀

悪い夢さ、なんて言ってくれるイケメンも居らず、 真是噩梦啊,何等的无语,说实话已经惊呆了

正直呆然。 ────と、思わず思考が止まってしまった俺に向 。--此时,一个声音打断了我们的思考。

かって、

「ねぇねぇお兄さん。お兄さんってもしかしてこの国 『呐呐大哥哥。难道说,你对这个国家什么

のこと、何もしらないの?」劉備 都不了解吗?』

劉備と名乗った少女が、何かを期待したような光を 名叫的少女,像是期待着什么似的,

瞳に浮かべ、俺の顔を覗き込む。 两眼发光的看着我。

「知らない。……いや、知識としては知ってるんだけ 『完全不了解。...不,知识还是掌握着的。

ど。でもその知識の元って、俺が居る時代よりも遥か 只不过知识的来源,距离现在相差太久了』

昔なんだよなぁ」一刀 一刀

と、そこまで言って、とある単語が頭の中に浮かん 说归这样说,突然一个词冒出了脑海。

だ。

「……タイムスリップ?」一刀  『...穿越时空?』

もしくはタイムリープってやつ? 难道是时空穿越吗?

 ……過去の世界に来たってことか? ...来到了过去的世界?

 ははっ、アニメや漫画じゃあるまいし。 哈哈,就像动画和漫画一样啊。

「……?」劉備 『...?』

けど、この子の服装なんて、現代では考えられない 但是,从她们的服装来看,的确显得

ぐらい奇抜な服だもんなぁ。 非常奇特

 ゲームのキャラっぽいというか。 貌似真的是穿越时空了。

「……認めるしか無い、のかな?」一刀 『...确认的东西,没有吗?』一刀

「何をー?」劉備 『什么?』

「んー……今の自分の立場というか状況というか。そ 『嗯...在考虑现在自己的立场。

ういう非現実的なものを認めるしかないんだなって。身处于这种非现实的环境中。

つまりはそういうこと」一刀 也就是说是这么回事吧』一刀

「つまり?」劉備『也就是说?』

「つまり……もしかしたらタイムスリップして、過去 『也就是说...穿越了时空,来到了

の世界にやってきたのかなーって」一刀 过去的世界。』一刀

「そうだよなー。タイムスリップした人間が元の世界 『也是啊。穿越时空的人都没有回去,所以

に戻れていないってだけで、本当はタイムスリップっ 也无法得知真正穿越时空人们的想法了,嗯

てあり得ることなのかもしれないし、うんうん。きっ 嗯,一定就是这样』一刀

とそうに違いない」一刀

 なんて、一人でうんうん頷いて自分を誤魔化そうと 于是,自己一人自言自语并频频点头结果让

やっきになっていると、 她们全部都莫名其妙了。

「お兄ちゃん、もう少し鈴々たちに分かる言葉を使っ『大哥哥,能说些我们理解的话吗』

て欲しいのだ」張飛

張飛と名乗っていたちんちくりんな女の子が、困っ 名为的女孩子,非常苦恼的看着我。

たような顔で訴えてくる。

「その、たいむすいっぷ、というのはどういう意味な 『这个,失控传阅,是什么意思?』

のです?」関羽

「過去の世界にやってくるってこと、というか。うう 『类似于,来到了过去的世界。嗯呣...

む……なんと説明すれば良いのやら」一刀 该怎么说明好呢』一刀

もう何度目だろう。どうすれば良いのか分からず、思わず頭を抱えてい 不知道已经多少次,抱着头苦想如何说明

ると、 了。

「やっぱり……。思った通りだよ、愛紗ちゃん! 鈴 『果然...跟我想得一样!小爱纱!小铃』

々ちゃん!」劉備  

劉備と名乗った少女が、大きな瞳にキラキラとお星 名为的少女,两眼发光,像看到宝贝

様を浮かべ、身を乗り出してきた。似的看着我,身向前倾了过来。

「この国のことを全然知らないし、私たちの知らない 『对这国家完全不知道,使用着连我们也

言葉を使ってるし、それにそれに、何と言っても服が 不懂的言词,而且而且,他的衣服很奇怪

変!」劉備 !』

「………」一刀 いや、あなたたちほどでは無いと思うんだけど。 『...』一刀 看来,她们完全不理解。

「この人、きっと天の御遣いだよ! この乱世の大陸 『这个人,肯定就是天之御史哟!降临于

を平和にするために舞い降りた、愛の天使様なんだよ这乱世大陆,像爱之天使一样拯救人民』

きっと!」劉備(Ho~知道天使这个词?强大!)

「管輅が言っていた天の御遣い。……あれはエセ占い 『管辂所说的天之御史吗...那可能只是

師の戯言では?」関羽 占星师的戏言而已?』

「うんうん。鈴々もそう思うのだ」張飛 『嗯嗯。铃铃也是这么认为的』

「でも、管輅ちゃん言ってたよ? 東方より飛来する『但是,管辂说过了吧?于东方飞来的

流星は、乱世を治める使者の乗り物だーって」劉備流星,是那整治乱世之人乘坐的坐骑』

「ふむ……確かに、その占いからすると、このお方が 『嗯...的确,根据占卜来说,这位的确可

天の御遣いということになりますが……」関羽 能是天之御史...』

「でも、このお兄ちゃん、何だかぜーんぜん頼りなさ 『但是,这位大哥哥,看起来完全不可靠啊』

そうなのだ」張飛

「うむ。天の御遣いというわりには、英雄たる雰囲気 『嗯。作为天之御史,的确没感觉到英雄的

があまり感じられないな」関羽 气质啊』

「そうかなぁ? ……うーん、そんなことないと思う 『是这样吗?...嗯,我倒是没怎么注意到

んだけどなぁ」劉備 这些』

「………」一刀  『...』一刀

三人娘にジロジロと値踏みされては、いくら俺だっ 三位女孩嘀嘀咕咕的评价着我,就算我在

て萎縮する。もう最っ高に居心地が悪い。  怎么看起来不可靠,被这样说还是挺不好受

この状況を打破するためにも、何か行動を起こさな 的。为了打破这个状况,必须做点什么

いと……ということで、疑問に思ったことを口に出し...该做什么呢,对了。

てみた。

「あ、あのー……その、天の御遣いって一体何のこと?」一刀 『那,那个...天之御史到底是什么?』一刀

「この乱世に平和を誘う天の使者。……自称大陸一の 『治理这乱世,实现和平的天之使者...自称

占い師、管輅の言葉です」関羽大陆第一的占星师,管辂说的』

「乱世って?」一刀 『乱世?』一刀

「今の世の中のことなのだ。漢王朝が腐敗して弱い人 『就是现在的世道。汉王朝堕落,随意

たちからたくさん税金をとって、好き勝手してるのだ。 对百姓施以重税,加上盗贼泛滥,结果百姓

それに盗賊たちも一杯一杯いて、弱い人を苛めてるの 生活于水深火热之中』

だ!」張飛

「そんな力無い人達を守ろうって立ち上がったのが、 『保护那些弱小的人,就是我们的愿望。但是...

私たち三人なんだよ。だけど……私たち三人の力だけ 光凭借我们三人之力能做出什么呢...』

じゃ何も出来なくて……」劉備

「どうすれば良いのか、方策を考えているところで管 『由于不知道该怎么做,于是打算一起去找

輅と出会い……」関羽 管辂商量...』

「その占いを信じて、鈴々たちがここに来たってすん 『因为相信占卜,所以铃铃们才来了!』

ぽーなのだ!」張飛

「寸法ねぇ。……で、天の御遣いってのが居るはずの 『是这样啊。...那,天之御史所该出现

この場所に、俺が居たってことか……」一刀  的地方,就是我所在的地方吗...?』一刀

もう、まるっきりアニメかゲームで良くある設定だ 已经,完全是动画片里的剧情设定了。

よなぁ。

「でも残念ながら俺、そんな大したものじゃないよ? 『但是很遗憾,我并不是那种伟大的人哦?

魔法……というか仙術? なんて使えないし、剣は 魔法...也就是仙术?我都不会使用,剑术...

……少しは使えるかもしれないけど」一刀 也只会使用一点而已』一刀

「えー……仙術使えないのかー。お兄ちゃんダメダメ 『嗯...不会使用仙术吗。大哥哥完全

なのだ」張飛 不行啊』

「う、ごめん……」一刀  『唔,抱歉...』一刀

そんな残念そうな顔をされると、思わず謝っちゃう 看到她如此遗憾的表情,我不禁开始道歉

けど……俺、間違ってないもんなぁ? ...话说,我做了什么错事吗?

「それでも! あなたがこの国の人間じゃないってい 『但即使是这样!可以确定你并不是这国家里的

うのは、隠しようもないはずです!」劉備 人吧,这没必要隐藏!』

「うん、それは確かに」一刀『唔,这倒是事实』一刀

「でしょでしょ! だからあなたは天の御遣いってこ 『是吧!所以确定你是天之御史了!』

とで確定です♪」劉備

「う、うーん……」一刀 『唔,嗯...』一刀

三段論法にもなってないんだけど。 这辩证逻辑有够强大的。

 ────と、苦笑を漏らすと同時に、 盛大に鳴り響く腹の虫。 ---就在我苦笑的同时,肚子里响起了巨大的

 ……頼むから空気読んでくれよな……。 声音...拜托,考虑一下气氛吧...。

「………」劉備 『...』

「………」関羽 『...』

「………」張飛 『...』

「あー……ごめん」一刀 『啊...抱歉』 一刀

そこまで目を見開かれて驚かれると、穴に入りたく 她们全部以惊讶的眼光看着我,我一屁股坐在

なるんだけど。……まぁ確かに派手な音だったけどさ。 地下...这时候已经不用管形象了。

「朝飯食って無かったのを思い出したら、一気に腹が 『早上还没吃早饭,所以肚子现在饿了...』一刀

減っちゃってさ……」一刀

「鈴々もお腹減ったのだー!」張飛 『铃铃肚子也饿了!』

「そういえば、私たちも朝ご飯、食べて無かったもん 『这么说起来,我们的早餐,也还什么都没吃

ねー」劉備 吧』

「近くの街に移動しますか」関羽 『去附近的街上吃吧』

「賛成なのだ!」張飛 『赞成!』

「じゃあ、そこで天の御遣い様にも色々とお話を聞い 『那么,天之御史大人也一起来吧,我们还

て貰おう!」劉備 想问您点事情』

「それが良いでしょう。では善は急げ。さっそく移動 『也好。那么就决定了,早点出发吧』

しましょう」関羽

何となく逆らい難い状況に流され、俺は三人と一緒 感觉麻烦事情暂时解决了,我和她们三人一起

に街に入った。 走入到大街。

そこで見たものは─────。 在这里看到的是----